ナイトウィザード

実は過去に、カテゴリ未整理ですが、趣味で友人宅でやっているTRPGについて書いたことがあります。
今回はそのお話。「ナイトウゥザード」というやつで、ギィのブログにもその話題があったかな。
ちょっと面白い展開があったので、まとめてみました。
専門用語が出てきますので知らない方には面白くないでしょう。
ご存知の方、興味のある方が続きをどうぞ。



●ラーライラ(聖職者)
愛称:ライリー
二つ名:静かなるマーリーマーキュリー
上品で親切、ライフパスは「戦場帰り」「袖摺り合うも他生の縁」
銀髪で紫の瞳、基本的に誰にでも優しく、言葉使いは「ですます調」

●火鳥美紅(勇者)
かとり・みく、と読む。基本的にはきはきした元気少女。
黒髪の日本人だが、瞳は赤。

●クラウディオ・ザネッティ(吸血鬼
愛称:クロやん(笑)
顎鬚がチャームポイント(笑)のダンディなおじさま。しかしどうも三枚目。

●葛城零(強化人間)
かつらぎ・れい。あまり感情を表に出さないクールな少年。
必要以上に喋らないし口調も冷たい印象を受けるが、冷血人間なわけではない。


マイキャラはライリー。
こまかいストーリー設定やNPCは省きますが、この4人で敵フォートレス(=いわゆるダンジョンです)に突入。
進んでいくと、T字路の左右突き当たりに宝箱を発見する。罠感知(知覚ロール)をすると、ライリーには右の宝箱にプリーストブラスターが仕掛けられていることがわかった。
「…右側には行きたくありませんわ。だって抗魔力(魔法抵抗)が一番高い人(=このパーティメンバーではライリーでしたw)が的になりますもの」
そこで罠の無さそうな左側の宝箱を先に開けることにしたのだが、感知できなかっただけで、そっちにはエクスプローラーキラー(回避値トップの人がくらう)が仕掛けられてあった。
美紅が無造作に開けると、途端に攻撃がくる。罠は無いと思っていた面々は多少慌てるが、狙われたクロやんが巧みに回避している間に零が言う。
「さっさと片付けて中味を取るぞ」
すると美紅がすかさず中にある宝玉を取り、宝箱を閉めた!
「取ったよv」
「閉めたw」
「閉めて攻撃が止まるかぁぁ!」
ところが、止まったw(=マスター裁量。普通は発動した罠は止まりませんw)
クロやんの顎鬚がちりっと焦げたが、気にせず先に進む一同。
次に右側の宝箱へ向かう一同。
「ライリーが狙われるなら、ライリーを囮にすればいいだろう」
零が無表情に言うのへ、ライリーは答えた。
「嫌ですわ」
自己犠牲の精神を忘れた、聖職者とは思えぬ発言。(※1)
結局別の人が囮になり、無事宝玉をゲットした一同は先へ進む。
そうして一同は二体の男神と女神を模した石像とその眷属の像が立つ間で次なる宝玉を取るべく布陣につく。
零がダーク・ブリングで男神像の額にある宝玉を取ると動き出す眷族の像をライリー、美紅、クロやんが抑える。
多少攻撃を浴びつつ、眷属の像と戦う美紅。次なる攻撃がライリーにヒットする!
ところが、回避でクリティカルを出したライリーは無傷。
ライリーは微笑しつつ「……効きませんわ」(※2)
反撃に転じるライリー、攻撃においてもクリティカルを出した。
ウィッチブレードの一撃が眷属の像を打ち砕く!


そんなわけでボスも無事倒し目的を果たしたのですが、※1、※2などのRPからライリーはさんざん「黒い」「何があった」「黒い聖職者だ」
「ミリー(NPC。ライリー大好きな聖職者で異端者に容赦無い性格)が喜ぶ」などと評価をいただきました。
ライリーはそんなキャラじゃなかったはずなのになぁ(苦笑)
一歩間違えばキャラ破綻するところでした。プレイヤーである私に何かが降りていたとしか……w