特技欄に「文章を書くこと」と書く。

question:1099400693
こんな質問があった。
短編小説を投稿して一次選考に残ったときのこととか思い出した。
最近は同人誌という誰でもインスタント作家になれる媒体やネットでしか書いていない、それも最近は日々の生活に追われて書いていないけれど、書きたい気持ちは消えていない。
回答を練ってみる。
私は文章を書くのが好きで、ある程度人より書ける方だと思っている。
だからこうして日記を書いているわけで、短大でも小説を書くゼミを取っていた。
オリジナルの小説もフロッピーに何作か眠っている。うち一つは投稿したが一次選考止まり。
よく同人誌で「絵(マンガ)が描けないんで文章にしてみました〜」とか書いている人がいるが、そんなヤツぁ逝ってよし、と思うのが正直なところだ。
そういうのに限って、はっきり言って小説とも呼べないくらい短かったり文章そのものが稚拙だったりする。
「絵は描けないけど、文章なら得意だから」という理由ならいい。
実際、技巧に優れ話も面白い作家さんは同人界でも多数いらっしゃる。
でも「絵は下手だけど文章なら日本語読み書きできるからすぐ書けるし、それで誤魔化しちゃった」というなら、馬鹿ぬかせ、と思うわけだ。
設定を考え、登場人物の性格や環境を考え、時代考証もテーマも考え、登場人物達を立たせる=活躍させ個性を描く作業をする。
それだけでも楽しい。
それを表現するのに、私は文章を書くのが得意だから文章で表現する。
文章を書きたい、こんな話を書いてみたいという欲求があるからこそ文章を書き、それが一つの話として成立するから小説と呼ばれ、文章書きはその作品をつむぎ出すのが大好きで楽しい。だから書くんだと思う。
そんな心理が根底に無い人にはアドバイスする気も起きない。
冒頭のはてなの質問には実際に回答したので、根本的なことを語ってみた。
やっぱり、自分の中にまだ「書きたい」欲求があることを再確認してみたので、早速設定を考えてみたりして。