インフィニティゲート

無限門(インフィニティゲート)探索の結果。
巨石破壊班と、警備護衛班と、サポート班、合計445人の冒険者が一般の専門家と共に
挑んだ探索となった。
俺は一番危険な警備護衛(イベントシナリオでありながら、やや難)に参加したわけ
だが、色々と心配をかけてしまったが無事に帰還できた。
巨石を破壊することで何かが起きるかもしれない、何も起きないかもしれない。
俺は、そう悪いことばかりでもないだろうと考え、そう祈っていた。
同盟諸国の未来と自分自身を信じる。
勿論、有事の際のことも考慮して、リセらと伝令をすることにした。
何事も無く巨石が破壊されたと思ったら、現れたクリスタルインセクトに正直血の気が引いた。
無意識に「げっ」と呟いていたが、伝令が動く場面だ。
俺の脚は竦むことなく動いた。状況を伝え、情報を広め、俺は確かに役目を果たせたはずだ。
同じ旅団の中で重傷者が出ている。きっと他にも…
悩み、迷い、挑み、考え、感謝した。たくさんの意味を持つ、忘れられない依頼になった。